2025年6月16日月曜日

小雨ラン、金曜のうそつき

梅雨だと、どうしても外を走るハードルが上がる。天気予報とにらめっこして、降らない時間を見つけては「ここだ」と決め打ちする。

金曜日も、そんな賭けだった。

「8時から雨がやみます」

雨雲レーダーがそう言っていたから、信じた。いや、信じたふりをして、走りたかっただけかもしれない。

シューズの紐を結び、外へでて空を見上げると、まだ雨が降っていた。

ずっと小雨だった。

止みそうで止まない、なんとも煮え切らない雨。まるで誰かの返事を待っているときのような、落ち着かない気持ちになる。

意外と嫌じゃなかった。

雨粒が頬に当たるたび、眠っていた感覚が目を覚ます。

湿った空気が肺に入り、からだの奥が静かに動き出す。

ぬれたアスファルトの上、ペースは上がらないけど、気持ちは落ちてこなかった。

「走れないかもしれない」と思っていた日が、こうしてちゃんと“走った日”になる。

事故なく帰ってこれた、それだけで十分だと思えた金曜の夜だった。


【金曜日のランニング】7.31km

【前回大会からの総練習距離】83.28km

★6月の総ランニング 19.10㎞

★5月の総ランニング 58.2㎞

坂を登るたびに時間がずれる

東京駅から秋葉原まで、リュックを背負ったまま走った。 そこからさらに四谷のホテルまで走ることにした。距離にして八キロほどだ。目的地は決まっていたけれど、急いでいたわけではない。ただ足を前に出し続けていれば、いつかは着く。走るという行為は、だいたいいつもそういうものだ。 途中、市谷...